静かに暮らしたいとして取られた措置が防犯上よくなかった例

壁

私の家は、人通りの多い南北の道2本に繋がる東西の道に面してあります。この道に沿って10軒ほど建ち並ぶ民家の1軒です。普通は道の両側に玄関を向き合わせに家が建てられますが、この東西の道には、私の並びの家の玄関のみが面しています。道の反対側には民家の裏側が面しており、ブロック塀が続いています。
 

この様に、私の家の前の道は、並びの10軒ほどの家が生活道としてのみ使う道です。私の家を含む3軒は10年ほど前に、大きな古い家の跡に建売住宅として販売されたものですが、その他の家は古くからの家が並んでいます。古くからの住民が、この東西の道に車が進入するのを嫌い、道幅の1/3を花壇とし、車が進入できない様になっています。
 

こうした構造の道で、夜には人通りは全くと言ってなくなります。街灯はありますが、比較的薄暗く、ブロック塀の前の花壇に生い茂る木の枝が道に張り出し、見通しも余り良くありません。
 

少し前の事ですが、このブロック塀にほぼ全面の長さに、落書きがされていました。あのスプレーペイントを使った落書きです。私達の家並みの目の前に落書きが飛び込んでくるのです。このブロック塀は私達の並びの家のものではなく、道を挟んで家並みの裏側の防犯のためのものです。ブロック塀の所有の家の方々からはこの落書きは見えず何の不都合もありません。
 

仕方なく、所有の方々の了解を得て、ブロック塀の落書きを消すため、グレーのペンキを全面に塗りました。費用と時間がかかり、腹が立ちましたが、玄関を開ければ落書きが目に飛び込むのはやはり耐えられません。
 

この事件があって以来、通りに街灯を少し増やす事と、防犯カメラを東西の端から、この道に向けて付けようと話し合っています。古くからの住民の方が、静かに暮らしたいとして取られた措置が、その裏返しで防犯上は余り良くなかったのです。空き巣などに狙われる前に、費用は掛かっても防犯カメラを付ける予定です。

(お地蔵さんより)

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