東西での電気の違いとは

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東西での電気の違いとは

同じ日本国内なのに、東西で周波数が違っているのはご存知でしょうか?今までご存じなかった方でも、東日本大震災をきっかけとして関東方面だけ電力供給が足りなくなって計画停電がおこなわれたことで関西から電気を送ることができない、という話を聞いたことがあるかもしれませんね。さて、では何故電気の周波数が違うのかはご存知でしょうか?

輸入先の違いが周波数の違い

関西と関東で電気の周波数が違っているのは、明治時代の発電機の輸入先の違いが原因でした。東日本ではドイツから発電機を輸入し、西日本はアメリカらから発電機を輸入して使っていたのですが、この輸入元になった両国の周波数がそれぞれ違っていたため、そのまま現在にいたるわけです。もし、同じ国から発電機を輸入してくれていれば、東日本で電力が不足しても西日本から送電することもできたかもしれませんね。

周波数の違いによる問題

周波数が違うことで何が問題になるのか。それは電気を使って動く機械や電化製品全般が正しく動くのかどうか、ということです。ほとんどの家電で西日本だから、東日本だからと意識して使うようなことはなく、どちらにも対応できるようになっていますが、業務用の製品など一部では周波数が変わると設備そのものを変えなければならないケースもあるようです。

電力を融通する?

東西で電気の周波数が違うとはいえ、実は東日本から西日本、またはその逆に電力を送る方法があります。それは、周波数を変換して送る方法で、国内に2カ所の周波数変換所があって、ここで実現が可能なのです。しかし、電力の周波数を変換する際、100あった電気をそのまま同じ量で変換することはできず、いくらか損失が発生するため、どんどんと送るようなことはできないようです。

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